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写真にはまったオヤジのつぶやき

写真てこんなに面白いとは知らなかった。すっかりオヤジになってから入った不思議な世界。腕前はさておきオヤジだけに言うことだけはエラソウ。。。

赤平市の宣伝をする

今日は過疎の町、赤平市の宣伝をしよう。
旅先からの投稿で写真だけ載せた。再掲しよう。
20060816205500.jpg


【はじめに:ちょっとだけ歴史】
かつて炭鉱で栄えた北海道の都市はすべて過疎の町になった。
昭和40年代、石油が台頭して石炭の国内需要が落ち込み、火力発電や製鉄に使う石炭も海外の安い石炭に置き換わり、国内の炭鉱は政策もあり縮小を余儀なくされていった。そういうときに炭塵爆発やガス突出などの事故が起きると致命傷にもなり、多くの中小の炭鉱が閉山した。事故がなくても運命を変えることはできず、現在国内で操業している炭鉱は存在しないきわめて僅か

時の総理大臣に手紙を書いた小学生がマスコミに取り上げられたが大きな流れに逆らうことはできなかった。
かつては黒ダイヤとまで呼ばれた石炭を見たことがない人の方が多いだろう。産炭地である北海道でもそうかもしれない。

家庭用燃料としては石炭は使われなくなったが、工業的には現在でも多くの需要はあるのだ。
みんな知らないだけなんだよ。鉄は石炭がなければ鉄鉱石から精製することができない。このことは最近の学校では教えないのかなぁ。

北海道の空知地方はかつて全国的にも有数の産炭地だった。町は人で溢れ賑わっていた。川は選炭の排水でこげ茶色。山あいには産炭地のシンボル、ズリ山がいくつもあった。
夕張市、岩見沢市、三笠市、美唄市、歌志内市、上砂川町、赤平市、芦別市などに大手・中小の炭鉱がひしめき合っていた。
危険な作業を伴う坑内員には流れ者や荒くれ男たちも多く、炭鉱マチはお世辞にも上品なマチではなかったが、非常に活気があった事は事実だ。
どんな炭鉱があってどんな様子だったか、今どうなっているかはこちらが詳しい。更新がされていないので現在では正しくない部分もある(直してよ、空知支庁さん:太平洋炭鉱はずいぶん前に閉山して今は外国人向けの教育活動くらいしかしていないはず)が。【訂正:細々とですが続けていたそうです。関係者の方にはお詫び申し上げますm(__)m】

【んで、現在】
しかしそれもずいぶん昔の話になってしまった。
かつての炭鉱マチは都市としての再生にずっと苦労をしてきている。夕張のようにメロンや映画祭で有名になっても富良野のような通年での集客力もなく財政破綻するところもある。
芦別市は大型の観光センターを誘致したがカナディアンワールドで大コケしてしまった。
それでもまだ観光資源が多少なりともあるほうで、歌志内市や上砂川町は「悲別」位しかない。

炭鉱マチで石炭や炭鉱をそのまんま観光資源にしようとしてもムダだ。誰も二度も来ようと思わないからだ。マチの人には思い入れもあるしネタにしたいという気持ちは分るが、、、、。

【最近の赤平市の取り組み】
国道からは全く見えないので知らない人も多いだろうが、赤平駅の線路の向こう側の山寄りに道道(国道、県道、都道、府道、道道:分るね)が一本走っている。
この道道沿いに隣り合って二つの大手の炭鉱があった。住友と北炭赤間だ。かつては石炭の出荷で赤平駅は貨物出荷額日本一だったこともあるそうだ。
炭鉱の設備は殆ど解体されてしまったが、住友の「東洋一」の立抗(たてこう)と、赤間の選炭工場の一部は保存されている。
赤間の選炭工場は駅裏の真正面にあり、駅に直結していた。
赤間の坑道は空知川の対岸にあり、「炭車」と呼ばれたトロッコで選炭工場まで運ばれた。(そのためにコンクリート橋も架けたのだ。どんな事業規模か分るだろう)
殆どの設備は解体されて空き地が残った。その空き地にかつての栄華の記憶を留める公園がある。
限られた予算の中で工夫をし、ボランティアの手も借りて、かなり手作りに近い施設だが、赤平の「赤」にちなみ、6万本のサルビアを植えてある。道道227号沿い、赤平駅の真裏、かつての赤間炭鉱の跡地にそれはある。気軽に社会勉強もできるから、花が枯れてしまわないうちに行ける人は行って見てはいかがだろう。もちろん無料。クルマの窓から見ると具合がいいようにレイアウトされているのも工夫の跡が見える。
体力に自信がある人は777段の階段を上りズリ山のてっぺんまで行って力いっぱい鐘を打ち鳴らすことができる。叫んでも構いませんが。ただし、ハイキングの登山道と違ってあくまで階段なので運動不足の人にはかなりキツイよ。
道央自動車道の滝川インターからクルマで20分も掛からずに着いてしまう。
以下、写真。全て2006年8月に撮影。

サルビアにフォーカス
DSC_1502s.jpg
D70 Sigma 70-300mmF4-5.6 APO MACRO SUPER II ISO200 WB-Auto 220mm Av F5.3 1/160"(+0.3EV) 仕上がり設定「鮮やかに」

炭鉱をイメージしたモニュメント。日時計になっている。
石炭を掘り出すつるはし。黒いのは実は石炭ではない。「ズリ」だ。知っている人が見ればすぐ分るが、掘り出された時は実際にこんな感じだったのかもしれない。
DSC_1343s.jpg
D70 AF-S DX18-70mmf/3.5-4.5G ISO400 WB-Auto 18mm Av F4.5 1/1600"(現像時+1.0EV) 仕上がり設定「標準」
DSC_1504s.jpg
D70 Sigma 70-300mmF4-5.6 APO MACRO SUPER II ISO200 WB-Auto 86mm Av F4.5 1/200"(-0.3EV) 仕上がり設定「鮮やかに」

「炭車」 実際に赤間炭鉱で使われていたものだそうだ。よく残っていたものだと思う。栄華の歴史を刻んだこのトロッコに今は赤いサルビアが映える。
DSC_1349s.jpg
D70 AF-S DX18-70mmf/3.5-4.5G ISO200 WB-Auto 48mm Av F4.5 1/160"(-0.3EV) 仕上がり設定「標準」

DSC_1355s.jpg
D70 AF-S DX18-70mmf/3.5-4.5G ISO400 WB-Auto 70mm Av F5.6 1/250"(-0.3EV) 仕上がり設定「標準」

DSC_1357s.jpg
D70 AF-S DX18-70mmf/3.5-4.5G ISO400 WB-Auto 70mm Av F5.6 1/125"(-0.3EV) 仕上がり設定「標準」 この連結器のような力強い絆が過疎のマチには必要だ。

DSC_1358s.jpg
D70 AF-S DX18-70mmf/3.5-4.5G ISO400 WB-Auto 70mm Av F5.6 1/160"(-0.3EV) 仕上がり設定「標準」

住友赤平の立抗
DSC_1571s.jpg
D70 Sigma 70-300mmF4-5.6 APO MACRO SUPER II ISO400 WB-Auto 120mm Av F4.5 1/2500"(+1.0EV) 仕上がり設定「鮮やかに」

テーマ:北海道旅行 - ジャンル:旅行

  1. 2006/08/21(月) 23:15:34|
  2. 道産子だよ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<やっぱし北海道だべさ | ホーム | 北海道レポート16(駒苫)>>

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